クレジットカードの審査に通る人と通らない人が出る理由
同僚がクレジットカードを作りたいというので、あるクレジットカードを紹介した。紹介したクレジットカード会社に同僚が申し込んだところ、審査に通りクレジットカードを発行してもらえたということなので、自身もこの機会にクレジットカードを作っておこうとそのカード会社に申し込みをしたところ、審査落ちとなってしまった、という話を聞いたことがある。同じ会社に同じ年数勤めているのであれば年収も同じくらいだろうし、同僚が審査に通ったということは自分も申し込みをしても審査に通るだろうと思うのは当然のことだろう。
ただ、年収と勤続年数はクレジットカードの審査に通るか通らないかを左右する重要なポイントではあってもそれが全てではないということだ。例えば、他社からの借り入れがあればそれだけで大きなマイナス査定となってしまうのは当然のことであるし、それ以外にも、家計の状況や家族関係などの違いによっても、カード会社から全く違う判断をされてしまう場合もあるらしいのだ。どういうことかというと、申し込みをした人が結婚している場合、収入は家族のために支出されると見られて当然だろう。年代にもよると思うが、家族の生活費としての支出は、奥さんが専業主婦になったり、出産や子育てが重なったり、あるいは子供が増えるに従いどんどん膨らんでいく。このように、結婚をしていると独身時代よりも毎月財布から出ていくお金は大幅に増えていく。
つまり、同じ年収をキープしていても結婚をすることで支出が多くなるために返済能力が下がったと判断されることがある、ということだ。こういった点もクレジットカードの審査に通る人と通らない人が出る理由として考えられるものの一つ。実際、ページの冒頭で紹介した、クレジットカードの審査に通った人と通らなかった人というのは、それぞれ独身と既婚者だったということだ。
一般的には、結婚すれば社会的な信用度はアップすると考えがちだが、クレジットカード会社の見方は別物ということだ。クレジットカードを作るなら、作りやすい若いうちに、それも独身貴族のうちに作って、クレヒスを重ねておくのが得策といえる。実際、三井住友VISAカードなどは、18歳から25歳限定の若い人向けのクレジットカードを用意するなど、今後末長く三井住友VISAカードを利用してくれるユーザーの掘り起こしに力を入れているようだ。こうしたクレジットカード会社の新規カード入会キャンペーンなどを利用して、お得なクレジットカード作りに挑戦してみてはどうだろうか。また、三井住友VISAカードのいいところとして挙げておきたいのが、審査の早さと発行までの早さだ。運営者も実際に申し込みをしてみて確認しているが、申し込みの日から数えて4日目でクレジットカードが自宅に届いている。
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また、クレジットカードの審査に落ちないようにするためには、カード会社が審査の重要なポイントとする個人信用情報について事前に学習しておくのはとても大事なことだ。