カードの事故情報と信用情報機関について
クレジットカードの申し込みを行なうと、カード会社では信用情報機関の登録情報により申し込み者の過去または現在における事故情報の有無を確認します。
もし何らかの事故情報などがあった場合はその情報が理由で審査に通らないケースも多くなります。
信用情報機関には次の3つの系列があります。
- JICC
- CIC
- 全国銀行個人信用情報センター（全銀協）
クレジットカード会社の信用情報はJICCとCICに登録されているケースが圧倒的に多いようです。
例えばクレジットカード会社であるA社、B社、C社がCICに登録している場合には、A,B,C3社間で同じ事故情報を共有できるということなんです。
どのクレジットカード会社がどの信用情報機関に登録しているかはクレジットカードの契約書やクレジットカード会社のホームページを見れば明記されているはずです。
また、一度登録された情報は一定期間残ってしまうので、事故情報などを閲覧されてしまうと審査はしばらくの間厳しくなると思わなければならないでしょう。
※信販系や消費者金融系列の信用情報機関は、銀行系列の信用情報機関とも事故情報を共有しているので注意が必要です。
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クレジットカードを申し込む上で大切なこと
事故情報は一度登録されてしまったら一定期間を経過しないと消えないので、軽い気持ちで支払いの延滞を繰り返しているようならすぐにでも改善した方がいいですよ。
そうした行動が今後のクレジットカード申し込みにおける審査結果に大きく影響を与えるということをしっかり認識しておくことが大切です。
仮に、もしあなたが過去に支払いの延滞をしたり、クレジットカードの申し込み審査に落ちてしまったなどの経験がある場合は、一度信用情報機関のホームページを開いて、自分の情報がどういう風に登録されているのか確認してみることをおすすめします。
登録されている信用情報は、加盟しているクレジットカード会社によって異なりますが、延滞などの事故情報は間違いなく登録対象となっているはずです。
開示されている情報を確認すると分かると思いますが、ここ数年分の支払い状況とか延滞した月などについて分かるように記号で表示されているはずです。
また、延滞などの記号が多く、かつ何ヶ月も続いている場合はクレジットカードの審査に通るのは極めて難しいと思います。 したがってクレジットカードの申し込みは見合わせてしばらく様子を見るようにした方が無難でしょうね。
このような場合、どのクレジットカード会社に申し込みをしてもほぼ同じ審査結果が出てくると思います。 ここで、間違っても「ほかのカードなら通るかもしれない」などと安易な考えでむやみにカード申し込みをしないことが大切になります。
こうした申し込みは更に自分が不利になる情報を残してしまうだけですから。
とにかく、まずは自分の信用情報を確認してみて、審査に通る状態になっていることを見極めてからクレジットカードの申し込みを行なうという慎重さも必要だと思います。 その慎重さが、自分の信用情報を傷つけることなく、カード会社の審査に確実に通るための堅実な道といえるんじゃないでしょうかね。
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信用情報機関のホームページ
※こちらが各信用情報機関のホームページ。ご自分の信用情報を確認してみてください。
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カードの事故情報と信用情報機関の関係について関連ページ
- 信用力アップ・信用情報回復のための知識
- クレジットカードを持とうとすると、どうしても必要となるのが自分の信用力です。また、カードの申し込みを試みて審査落ちとなってしまった人の場合でも、再度申し込みに挑戦するには、一定期間をおきながら低下している自分の信用を回復しなければカード審査に通ることは非常に厳しいといえます。
